彼の名は真島零ー。

 

お調子者で、どこにでもいるヤンチャな高校生だった彼だが、

​

いつしか世界最強の格闘家（おとこ）をになる事を決意し、仙台藩の御留流古武術「陣内流柔術」を師である望月土武郎より体得。

そして光臨館空手の絶対王者・碇章吾、浪速のボーン・クラッシャーこと内藤誠司、恋のライバルでもある野々宮拓馬。

さらに陣内流の中祖、城之内将士を実の曽祖父に持つ月形錯羅。

柔道中量級のゴールドメダリスト観月裕紀の猛者達を、次々と撃破していった。

 

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

 

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

 

​

 

強さの称号をさらに求める真島零。

だが気がつくと…。

 

その昔、若き日の望月土武郎を追い詰めた地下プロレスを前身とする格闘技イベント「GIGAバトル」が、満を持して日本に上陸するという。

 

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

​

Σエンターテイメントというゲーム会社を母体とし、プロの格闘家が集結する当時人気絶頂だったプロのリング上に、師である土武郎の反対を押し切りながらも血気盛んな真島は上がったのであった。

​